ロッキー
ロッキーは、私が中学生の頃から友達が、話題にしていた映画でした。私は、その頃あまり興味はありませんでしたが、この映画を絶賛していた、友人がいました。「ロッキーは、いいぞ。ロッキー最高。いいべよー。」
後に、映画を高校生の頃から見るようになり、また、その後もう少しすぎてから、ロッキー、みました。それで、始めに上映されてからは何年もたってから、見たのですが、とてもいい映画でした。私のとても好きな映画の一つになりました。
ロッキー役のシルベスタースタローンはカソリックのクリスチャン。最初の映画の設定にも、その現れがあるのかどうか?ロッキーは、イタリアの種馬というしがない3流ボクサー。でも、その町、フィラデルフィアは、聖書では、もともと、今のトルコ地方の最も信仰の深い教会のあった町の名。その名が、アメリカのある都市につけられたようです。そして、どうもロッキーはカソリックであるようです。
そして、トレーナー役の、ミッキーは、ユダヤ人。この二人が組んで勝利するという、設定。ですから、映画の中で、教会のバック背景、聖書の文化が、うっすらと出てくる感じです。もちろん、ロッキーは、とてもじゃないですが、いいクリスチャンとは全く言えない、ギャングに手をかす、落ちぶれ状態の主人公。
でも嘘をつくのは苦手な、やつ。
ロッキーを時々、見たくなります。それは、この映画を見るとなぜか、もう一度やるぞという、気持ちが湧いてくるからです。そんな感想を言うと、とても単純な人間と思われそうです。でも、この映画は、単純なところがなんとも言えない、いいところなんですよ。複雑な人間の心理を描いた映画はいろいろあります。が、ロッキーは、馬鹿正直な、単純な発想の主人公が、ギアが入った途端に、猛烈に一心に目標に向かって突っ走る懸命な姿が、私たちの心を打つのです。トランペットの音から始まるオーケストラの音楽をバックに、猛烈な練習シーンは、いつまでも記憶に残ります。再び、決心してチャレンジしていく姿勢、心と体力と気力を尽くす姿勢は、私の心をもう一度奮い立たせようとします。